摘要:
日本的婚礼大致分为四类:神前婚礼、佛前婚礼、教堂婚礼和人前婚礼。婚礼的多样性与其他国家的单一性不同。在对日本的婚礼进行分析研究时,可以从中窥见日本文化以及日本人的心理特点和日本人所独有的特征。在举行日本婚礼仪式时,无论是神前婚礼还是佛前婚礼等,各种各样仪式都一丝不苟地进行并近乎完美的完成,体现了日本国民的严谨性的特点。从婚礼举行仪式的宗教色彩,体现出日本人信仰宗教却又是典型的“一国多教”。而新人所穿戴的自古代沿袭至今的特有服饰“白无垢”等,则表现出日本人尊重传统并努力传承传统的观念。在婚礼的招待会中,从客人的邀请以及座次可以看出,因日本的纵向社会、集体结构所产生的强烈的序列观。从历史来看,日本婚礼一方面在自身的发展中不断满足人们的需要而进行变化,另一方面也积极吸收外来文化并通过消化吸收使其日本化,不断丰富着日本的婚礼仪式。这也体现出较高的学习能力。
关键词:日本婚礼、日本文化、宗教信仰、序列意识,传统性
要旨:
日本の婚礼は大体神前式、仏前式、キリスト教式、人前式という四種類に分けられる。ほかの国の単一性と違って、日本の結婚式は多様性である。日本の婚礼を研究し、分析する時、日本文化、日本人の心理特徴、及び日本人特有の特点が見られる。結婚式を行う時、神前式でも仏前式でも様々な儀式は全部少しも間違いなく、真面目にする。これは日本国民の慎み深い性格を表現する。また、結婚式上の宗教風格は日本人の宗教信仰と典型的な「一国多教」を表現する。その時、新人たちは古代から今まで続いた「白無垢」といった礼服を着いる。これは日本人が伝統を尊敬し、できるだけ日本伝統を伝承する現れの一つである。また披露宴の客の選択、座席の順番から、日本の「たて」社会と集団構造のゆえで、強烈な序列観念が見られる)。そして、歴史から見れば、日本の婚礼は、一方では、自身の発展しているうちに、人の需要にしたがって変化してくる。他方では、外来文化を積極的に吸収し、だんだん日本風になってくる。そうして日本婚礼をさらに豊かにさせる。これも日本人の高い学習能力の現れである。
キーワード:日本の婚礼、日本文化、宗教信仰、序列意識、伝統性
目次
1.はじめに. 4
2.日本の婚礼の紹介. 4
2.1.日本の婚礼の種類. 4
2.2.日本の婚礼の発展歴程. 5
2.3.日本の婚礼の現状. 6
3.婚礼を含む日本人の特点. 6
3.1.慎み深い性格. 6
3.2.「一国多教」の宗教信仰. 7
3.3.伝統を重視する意識. 8
3.4.「たて」社会の序列観念. 9
3.5.学習能力. 10
4.終わり. 11
参考文献. 12
謝辞. 13
1はじめに
日本において、成長につれて人々は入学式、成人式、結婚式等に参加する。その中で、ほかの国と最も違ったのは結婚式である。他の式と違って、日本の結婚式には四種類ある。結婚式の種類、発展歴程、現状への調査と分析を通じて、日本人の特点に対する理解能力を強めるのは、この論文を書く目的である。
国内外多くの学者は日本の婚礼を通じて日本の国民性と心理を分析する。その後、『菊と刀』の中で、作者ベネディクトは日本人の結婚は家長の決定を遵守しなければならないことを通じて、日本人等級を重視する特点を提出し、お嫁さんは夫と岳父、岳母一家を義務を背負て、情義を実行することを通じて、結婚の情義を提出する。また、龍臻は日本婚礼のタブー言葉を通じて、日本人の禁忌心理の観念を提出する。
本稿では、日本の結婚式の紹介、婚礼を体現する日本人の特点、総結という三つの部分からなっている。その中で、いろいろな資料を生かして、日本の婚礼の礼儀、順序、伝統、種類、現状を述べ、日本人の特点を理解する目的に達したい。本稿では、日本人の慎み深い性格、「一国多教」の宗教信仰、伝統を重視する意識、「たて」社会の序列観念、学習能力の分論点を提出する。
2.1 日本婚礼の種類
現在の日本の結婚式は、伝統的な部分と現代的な部分が混在して、様々な形式で行われている。日本人の結婚のスタイルは、神前、仏前、教会、人前等、挙式する場所によって違う。
神前結婚式は、神社と専門の式場、ホテル等に神殿を設けられ、そこで儀式を行う。神主が神に新郎と新婦の結婚を報告し、そして、三々九度の儀式に移る。大、中、小の三つの杯に酒を注ぎ、新郎と新婦は交互に3回ずつ飲み、これによって契を結ぶ。その後、神前で結婚の誓いを読むことになる。[1]
仏前式は仏に結婚を誓う様式である。1892年に浄土真宗の藤井宣正が東京白において結婚式を挙げ、各宗派における仏前結婚式が普及される。菩提寺の本堂にて行う場合が多いが、本尊を安置して公民館や、家庭でも挙式は可能である。
キリスト教の結婚式には、主にプロテスタント系とカトリック系のものがあり、宗派により多少結婚に対する教えや式の順序に違いがある。多くの人は結婚式の場内や教会のチャペル、あるいは海外の教会で挙式する。新郎と新婦二人はともに信者でない場合でも、あらかじめ教会の承諾を得れば、各教派で定める規定に従うのを条件に受け付けてくれることが多い。
人前結婚式とは、親族や友人などの参加者を証人として行う結婚式である。式に決まった形がないが、婚姻届への署名捺印や誓いの言葉を組み込むものが多い。この場合で、普通は披露宴を兼ねて行う。会館などで行う場合の司婚者は、プロの司会者等が行うが、媒酌人が司婚役を兼ねて、あるいは知人や友人に依頼する場合もある。[2]
2.2 日本婚礼の発展歴程
昔から今まで、日本の結婚式は大きく変化する。昔の日本には「祝言」があって、現在の披露目会と大体同じである。しかし、結婚式の慣習はなかった。結婚が決まったら、家において親戚をもてなす披露目会がある。その時代では「式」という儀式がなく、たとえお寺で行われても、「願望成就」を祈祷するだけで、この「式」は別物であった。その時日本人は「結婚式の概念」がない。
明治時代、当時の皇太子殿下(後の大正天皇)と九条節子姫(後の貞明皇后)の成婚式は今の神前式に近い。彼らの結婚式は新聞で全国に紹介された。その以降全国的に広まった。この時、神前結婚式が登場した。仏前式は神前式の後、日本歴史に登場した。この時の日本人は新しい価値観を知った、また結婚式の観念も形成した。
戦後、核家族化の影響で、自宅で祝言を挙げることが難しくなった。しかたなく公共の施設や会場を借りて祝言と披露宴を挙げることになった。そして、人前式が登場した。結婚式の会場は地域の公民館や集会所、旅館など。広い会場を貸す専門業者が現れ、のちの専門式場になった。
東京オリンピックの時、東京では大型ホテルが建てられた。オリンピックが終わってから、過剰のホテルをバンケットに利用する。この頃から、神主さんはホテルへ出張する。これで式も披露宴もホテルの中だけで完結する。人々の価値観を大きく変換する。「ホテルで結婚式をしたい」の人が多くになる。日本で総合結婚式の流行がはじまる。
高度経済成長期から70年代まで、結婚式が産業として花が開いた時期に入る。ただ同時に、豪華さや目先の違うことを狙って結婚式は本質から目を背けるようになった。この頃、二人は結婚が決まったら、式場やホテルを見に行くのが通例になってゆく。
2.3 日本婚礼の現状
経済の発展につれて、人々は経済的に余裕が出てくるので、冠婚葬祭事は派手になってゆく。この頃、ニーズの多様性がおこり、ハデ婚、リゾート婚、海外挙式が当たり前になってきた。結婚式業界のピーク期といえる。
現在の日本では、神前式を選んだ人は一番多い。神前式は50%を占めて、キリスト教式結婚式は40%を占めており、他の種類は、10%をしめる。だから、伝統的な神前結婚式は人気がある。結婚式は時代が進むにつれて、神前結婚式が主流となり、自宅結婚式は減少する。祝宴を料理屋やホテル、専門式場などで行うケースが多くなり、洋式の宴会も徐々に進出する。最近では、キリスト教式や人前結婚式が増える。結婚式のスタイルも多様になり、花嫁衣裳も和装、洋装ともにますます華やかになってくる一方である。
3.婚礼を含む日本人の特点
3.1慎み深い性格
日本人の国民性は、地理と歴史の影響で形成する。結婚式を繋がり分析した後、結婚式の順序から見れば、日本人は慎み深い性格を持っているのが分かる。神前式でも、仏前式でも、全部固定な順序がある。三々九度はその例の一つである。三々九度は杯を交わす規定で、まず一の杯、新郎は杯を受け、次に新婦は杯を受ける。その後また新郎は杯を受ける。二の杯では、まず新婦は杯を受け、次に新郎、また新婦。三の杯は一の杯と同じ順番をする。三度の杯を新郎と新婦真面目に、三回ずつ受けるので、細かい部分も慎重、厳粛に三々九度をする。その後、新郎と新婦は神前に進み出て誓いの言葉を読み上げる。この儀式をなるべく正式的な婚礼の前に学習し、細かい事も力を尽くして覚え、何回も練習する。婚礼の日、一切の儀式、手続きがうまく行われるためである。これこそ日本人の慎み深い性格の表現である。真面目な日本人は謙譲で、つつしんで婚式のあらゆる儀式を行う。
また、婚礼の時、新郎が本文を読み、自分の名前の部分は新郎と新婦が一緒に読む。斎主は式を無事に終わらせたことを神に報告し、その後一拝する。式場の人々は起立して拝礼する。その後斎主がお祝いの挨拶をして拝礼する。退場の順番は、斎主、新郎新婦、媒酌人、親族である。式の後は結婚式の披露宴に移る。結婚式は多くの儀礼、序列、礼儀である。こんな複雑な事、大部分の新人は疲れと感じる。しかし、結婚式で、人は消極的な感情は一切表現しない。日本人は他人に対して激しい感情を表せない特点がある。これも、日本人性格の慎み深い一つの表現である。
3.2「一国多教」の宗教信仰
日本人の結婚式から見れば、神前結婚式は日本固有の神の信仰の表現である。神前結婚式の時、その神社に鎮座する神と氏神、そして祖先神の前に、斎主は二人の結婚を報告して祝詞を奏上し、神の加護を願う。仏前結婚式は仏教信仰の表現であるが、教会式はキリスト教会で儀式を行い、イエスの前に幸せを願う。キリスト教の信仰表現は明らかになる。いわゆる日本人の信仰心は、日本固有の神の信仰、仏教、中国に興った儒学、それに西洋のキリスト教と言う四つの宗教と道徳に支えられている。「一国多教」、「一家多神」というのが、日本の宗教の特徴であるといえる。
また、株式会社みんなのウェディング白書2012『みんなのウェディング』によると、2012年の結婚式が見られた。式場の挙式スタイル1位は「ホテル」、26.7%の人である。2位は「専門式場」、26.3%。3位の「ゲストハウス」23.7%まで、ほとんど差がない結果となったそうである[3]。調査結果から見れば、神前式、仏前式を選択した人が大部分であるが、そのほかは、教会式である。それは、日本人の信仰状況が表現される。現在の日本人は、49.2%の人は神道教を信仰するが、44.1%の人は仏教を信仰する。しかし、キリスト教を信仰する人はわずか1.5%である。[4]要するに神道は、やはり日本の第一宗教である。神道が日本古来の多神教の信仰なのである。古代の日本人は「自然崇拝」と「祖先崇拝」を信じ、日本社会につれて発展してきたのである。また明治政府は、国家宗教として「国家神道」を作ったのである。神道思想は、日本人の心を強くとらえ、この観念が日本人独特の精神文化を形成する。仏教は日本の第二宗教と言える。仏教は6世紀半ばに日本に伝来した。奈良から平安時代にかけて、仏教は発展し、「神仏習合」という神と仏を融合させる考えかたがさらに広まり、日本人に広く信仰されるようになってきた。現在日本人は仏教に対して、基本的考え方から、文学や建築等に至るすべての分野において、多大な影響を受けている。キリスト教は外来文化の代表で、日本の神仏信仰に由来する秩序と本質出来に相容れないゆえで、政府は「伴天連追放令」を出した。[5]1873年に禁教令を解き、キリスト教を解禁した。この故で、日本にはキリスト教を信仰する人は、ただ一部分だけである。結婚式はキリスト教式を選んだ新人たちも少ない。
このように日本人の「一国多教」の影響で、日本の結婚式は、多様である。多くの人は神前結婚式と仏前式を選んだが、キリスト教式は少ないのである。日本人の宗教信仰は、「一国多教」と言える。神道は、日本宗教で主流地位を占める。仏教は第二位置で、次はキリスト教である。
3.3 伝統を重視する意識
日本人は、伝統を重視する。歴史の伝統、文化等の分野で、力を尽くして保護する。これも日本の結婚式から見られる。結婚式の礼儀、順序、参加人、座席の順番など、歴史上の式とほぼ同じである。
第一の特点は、結婚式の伝統礼儀を厳守することである。神前結婚式には、斎主が幣を用いて穢れを祓う儀式がある。この儀式は、もともと日本人は農業の豊作を願い、悪鬼を祓うのために行うが、歴史から発展してきたのである。今まで結婚式は、祓う儀式を引き続き習い伝承する。また現在の仏前式も以前の式をほぼ同じである。具体的な式順は宗派によって多少違いがあるが、司婚者と参列者が、本尊に結婚を奉告し、住職から終生仏教徒として守るべき事柄について諭しを受ける。念珠を拝受し、互いに敬愛するのを誓いあう誓紙に署名した。今まで儀式は、なるべく以前の式と同じように、歴史の伝統を尊敬し、重視する。また、歴史の儀式をして、伝統を保護し、伝承する目的もある。
第二の特点は、人々は日本特有な服を着て結婚式に参加する。特に新婦の「白無垢」である。白無垢とは、表裏白一色で仕立てた和服で、古来、日本では白を神聖な色として、祭服の色に用いた。小笠原流などの礼道が確立して婚礼の法式などが生まれた。そして、婚礼の衣裳も定められた。明治後、洋式慣行が入り、葬礼等が黒になり、神前挙式で花嫁が着用する婚礼衣装と式服の下着に残る。[6]「白無垢」は長い時間で今日に伝わっている。間着には極限の白という意味で淡青味をおびた「太白」である。また、吉事を意味して打掛等に紅絹裏がつけられている。これは江戸時代には高級の武家や上流の人達の花嫁の姿であり、今その姿を模倣し、白無垢が用いられた。
今後、日本の結婚式がいかに変わっていくとしても、その歴史と文化の中で育まれ洗練された伝統、即ち、日本古来の花嫁衣裳を代表する歴史伝統は、ずっと守られ続けてくることが分かる。
3.4「たて」社会の序列観念
日本の伝統的な社会構造は「たて」の構造に現れた。日本人の序列観念が強い。日本において、親子、先輩と後輩は一定の順序で配列する。結婚式と披露宴の座席の順番はとても重要である。適当に対処しておかないと、ふたりの評判を落とすこともある。
まずは招待客の選定である。主賓はお客様の中で一番主だつ人である。結婚式の場合、本人の会社の上司が多いのである。一般的に、冒頭で行われる主賓スピーチは省いてしまってもいいし、招待客代表という形でスピーチの上手な人に願う場合もある。自分の上司、先輩を選択しなければならない。もし選択しないと、序列観念がない人になったので、評判を落とすことになる。新人両方の親戚、会社の仲間、友人など、「たて」の社会構造に合う、正しい序列に従って、序列の上から下まで、招待客を選択するべきである。
また、ゲストの席次は、ふたりとの関わりや立場などによって決める必要がある。人の席次は日本社会の序列を表現する需要な場合である。この場合、人々の社会地位、集団の地位も明らかになる。新郎新婦の席に最も近い席が上席であるが、出入り口に近いほど末席となる。普通は、上座には主賓や職場の上司、下座には家族が座る。この基本ルールはどんな会場でも共通で、また、親族については父母が末席に座って、関係が遠い親戚と年配者ほど上座である。席次の決め方は、日本社会と集団の序列を明らかに表現する。社会集団と社会の中での等級が厳しく、階段式の序列の等級があって、各等級にまた厳しい序列がある。
要するに日本人の序列観念は、結婚式で見られる。結婚式で、招待客の選択と座席の順番から、日本人の序列観念が分かる。その序列を決定する基準は社会的地位、集団における経験年数、性別等である。
日本の伝統文化は、「開放性」と「周辺性」が特徴となっている。外来先進文化を積極的に摂取すると同時に、自国に取り入れた外来文化を消化し、改造し、日本化する。しかし、その摂取は単純な模倣ではなく、現実的な必要性とその可能性を顧慮した上で外来文化を選択する。
第一、日本人は自国の必要に合うために学習し発展する。結婚式の発展歴程から見れば、日本人は、あらゆる事に対して、学習能力がある。古代武士の嫁入り婚と平民の婿入り婚から、仏前式が登場したことまで、日本の結婚式は、人の信仰の発展につれて変化する。仏前式が現れる前に、神前式は日本人の結婚式である。仏教は日本で信仰された後、一部分仏教を崇拝する人は、仏前式を学習し、結婚式を豊かにさせた。その後、明治時代西欧文化を習い、「婚姻法」が制定される。それによって、日本人は一夫一婦の観念が樹立し、相手も重視されるようになった。神前式でも人前式でも、全部厳粛に挙行する。日本の結婚式は人の需要を満足する上で変化する。
第二、外来文化を積極的に摂取し、消化し、日本化する。日本で行われるいわゆる結婚式は、神前式、仏前式、人前式、キリスト教式がある。歴史上、神前式は日本古代以来の結婚式である。また、仏教の伝来につれて、仏前式が登場した。明治時代、人々は、ヨーロッパの文明を率先して受けた。その時、地方から東京に集まった多くの人たちが故郷で婚礼を行うことができなくなる。そこで洋食正餐の披露宴を行う。それが都市ホテルの結婚式の原型である。披露宴を洋食正餐で行うことが定着した。これは、故郷で婚礼を行わない原因で、町で婚礼を行う需要を満足させるために、ヨーロッパの文化を積極的に摂取し、変化する。世界第二次戦争後、文化の交流とともに、キリスト教は日本に伝来し、また信仰される。キリスト教の結婚式も日本で現れる。日本の結婚式は、外来文化を吸収する上で、自国の結婚式もだんだん変化する。
日本の結婚式の発展歴史を見れば、二つの特点がある。一つは人々の需要を満足させるために学習し発展するということである。もう一つは、外来文化を積極的に摂取し、消化し、日本化することである。それゆえに、日本の結婚式は、多様性と豊富性を持つようになる。
4.終わり
日本の結婚式は、儀式を謹んで行われ、宗教儀式も重視される。また、結婚式の順序、座席の順番は「たて」社会の序列に基づいて、配置する。歴史伝統を保護し、今までも使用する。それゆえに、現代社会の発展につれて、日本の結婚式も発展し、日本人は自身の現実需要を考え、また外来文化を吸収し、その上で結婚式を多様にする。
その中で、日本人の特点がよく見られる。日本人は、少しもいい加減なところがなく、慎み深い性格を持っている。宗教も今まで信仰し、神前式、仏前式、キリスト教式等の結婚式がある。このことからみれば、日本は「一国多教」の国で、国民は神道、仏教、キリスト教を信仰するのが分かる。大部分の人は宗教信仰がある。そして、結婚式の招待客の選択と座席の順番から、日本社会は「たて」社会で、人々は強い序列観念があることが見られる。また、現実において、人々は需要によって外来文化を日本化し、結婚式を多様にする。日本文化は「開放性」がある。現在でも、神前式を選択する人はまだ大部分で、日本文化の「主体性」もある。これを通じて、日本人は学習能力があることが見られる。
本論は多くの本と学者の論文を研究した、結婚式の歴史、儀式、変化など各部分を分析した後、自分の観念を提出する。しかし、日本に暮らすことがない、日本結婚についての本が多くない、また自分能力が足りないゆえで、現在日本人の結婚心理の研究が深くない。今後、日本の結婚式の未来、現在日本人の結婚心理と結婚式の礼儀の変化、言葉の使い部分を深く研究したい。
参考文献:
[1]韩立红,日本文化概论[M].南开大学出版社,2006,149.
[2]大田市情報館、冠婚百科事典http://www.town1.jp/dousuru/kankon/index.htm,1998.
[3]白書2012『みんなのウェディング』[M].日本:株式会社みんなのウェディング、2012.
[4]『宗教年鑑』.[M].日本:文化庁.2003、45.
[5]韩立红,日本文化概论[M].南开大学出版社,2006,125.
[6]『服飾辞典』.[M].日本:文化出版局.1979.16.
[8] 井筒雅風.『日本女性服飾史』[M].日本:光琳社、1986.
[9] 江馬務.『結婚の歴史』[M].日本:雄山閣、1971.
[10] 福田アジオ、湯川洋司、中込睦子、新谷尚紀、神田より子、渡辺欣雄.『日本民俗大辞典』[M].日本:吉川弘文館.1999.
[11]林君雄、孙嘉镇,日本四书[M].线装书局,2008.
謝辞
本論文の作成には、指導教官の李光沢先生にいろいろご指導とご支持をいただきました。心から感謝いたしたいです。また、友達やアンケート調査に快く応じてくださった皆さんの協力も本論文の作成には欠かせないものだと思います。それから、入学以来日本語学部の先生方からも親切な指導を頂き、誠に感謝いたしたいです。先生、どうもありがどうございました。
指导教师:李光泽
2013年4月27日